建物

190315 兵庫県立美術館2

兵庫県立美術館にある建物の大きな動線のひとつである、中央円形階段です。

安藤氏らしくコンクリートの打ち放しで構成されています。非常にきれいにコンクリートの型枠も組まれていて、面も非常にきれいです。中々このようにコンクリートを打設するのは難しいです。職人の技術力が光ります。

コンクリートの建物を計画する際に、その中に隠れている鉄筋の組み方を考えないと、実際には上手く納まらないことが良くあります。安藤氏のコンクリートは壁が非常に厚くなっていますが、その厚みで鉄筋の組み合わせの干渉を避けられているのではないかと思います。(中々30cmのコンクリートの壁を計画するのは、実際には難しいのです)

一度はこのようにきれいなコンクリートの階段を作ってみたいと思わせる美しさです。

中央円形階段

 

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