自然

220124 皇居前

東京は皇居を中心に街が出来ているといっても過言ではありません。戦前の建築法である市街地建築物法の規制により、建物の高さが100尺(31m)に規制されていました。戦後建築基準法に取って代わられましたが、その規制は引き継がれていました。それにより高さ31mに揃った建物のスカイラインが作られるようになりました。その影響はこの皇居前のビル群や、大阪の御堂筋にも見ることが出来ます。しかし前回の東京オリンピックを控えた1961年に高さ規制を撤廃し、現在の容積率規制が導入されました。このことにより建物の高さはどんどん高くなり1968年に霞が関ビルが竣工し、その後の超高層ビル時代が幕開けしました。

皇居前の建物も当然高さを高くできるわけですが、一応31mのスカイラインは守られています。(建物の道路側を低く抑え、奥側を高くしています。この辺りの地主としての三菱地所が多くの建物を所有していることも関係しているのでしょう。)確かに都心の一等地ですから出来るだけ容積を稼いだ建物を建てることは必然であるとは思うのですが、一方街並みとしての規制もあって欲しいと思います。大阪の御堂筋も一部規制に則った建物も残っていますが、高さの高い建物がどんどん増えてきました。惜しいことです。(この青空の解放感をいつまでも残して欲しいものです。)

皇居前のお堀

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