建物

220613 高知 「坂本龍馬記念館」

坂本龍馬記念館です。設計者は、1988年公開コンペで勝ち取った「高橋 晶子」氏です。2018年には新館が、「石本・ワークステーション・若竹設計共同企業体」により増築・接続され、現在に至っています。恐らく本館だけでは十分な面積が確保できていなかったのではないでしょうか。(設計がどうのこうのというよりプログラムのミスですね。)

この建物の特徴は何といっても大胆な造形です。(造形美とは中々言えないのではないかと思っていますが)太平洋に対して大胆に飛び出したガラスのBOXとこれまた大胆な配色のスロープで構成されています。当時雑誌で写真を見た時には、何か学生の卒業設計みたいと思ってしまいました。(生意気なことを言ってすみません。)今回初めて訪れましたが、場所を読み解くと、これくらい大胆な造形でないと、この地にはふさわしくないのかもしれないなと感じました。新館建設時に、展示内容も見直されているようで、結構面白く見させてもらいました。只せっかくのガラスボックスである意味が余り活かされていないようで、もったいなく感じました。

高知 坂本龍馬記念館

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