建物

200914 南方熊楠顕彰館1

和歌山紀伊田辺にある「南方熊楠顕彰館」です。「南方 熊楠」氏は日本を代表する粘菌やキノコ類などを研究した生物学者です。白浜にも記念館があるのですが、この紀伊田辺には生家と共にこの顕彰館が建てられています。設計者は、設計コンペで選ばれた「矢田康順 / インテグレーティッド デザイン アソシエイツ + 堀正人 / ホリ アーキテクツ」です。両者とも「磯崎新アトリエ」出身だそうです。(実はこのコンペには津田も参加しました。当然落選しているわけですが、そういうこともあってどうしても訪問したい建物でした)
建物は街並みに合わせて高さを抑えられた2階建てになっています。知らなければ通り過ぎてしまいそうです。このような博物館や美術館というと、どうしても建築を主張してしまい、周囲の環境から浮いてしまうことも多いですが、ここでは南側にある南方熊楠の生家とも調和しているように感じました。

南方熊楠顕彰館 外観

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