建物

170627 「白川郷」

白川郷の茅葺き屋根の合掌造りの建物群です。豪雪地の中での養蚕業という特殊な条件の中で育まれてきた建物様式です。世界遺産にも登録されています。

一つ一つの建物を見ていくと窓の形や大きさ、壁の取り方など少しずつ違いがありますが、全体としては、非常にまとまった景観を作り出しています。日本の景観には瓦屋根や茅葺き屋根などの屋根が景観の重要な要素となっています。その土地で取れる土を使って瓦を焼き、それを使うと建物の形状や大きさが違っても全体としては統一感が出ます。茅葺き屋根も同様です。

最近の土地景観はなぜか人と違うことをしたがる風潮があります。テンでバラバラなデザインの建物がこれでもかと主張しています。もっと穏やかなまちづくりができないものでしょうか。

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