建物

170626 「瓦屋根」

瓦屋根が好きです。屋根を考える際にどうしても雨仕舞やその機能性から金属や防水に頼ってしまいがちになってしまいますが、昔からの瓦を一枚一枚積んだその美しさには敵いません。

部材が多ければ多いほど事故の確率も高くなります。最近の建築はその確率を低くするために人の手をできるだけ掛けないような工業化が進んでいます。しかし瓦屋根のようにそこに掛けた人の手間が、感じられるものも残していかなければなりません。

住宅でも瓦屋根を載せられる家は少なくなってしまいました。その技術や人の手立てを少しでも後世に残して生きたいものです。

写真は京都の山門を通して見る本堂の瓦屋根です(すみません、どこのお寺か分りません)。非常に美しい。

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