建物

240418 淡路島「本福寺 水御堂」4

教会などの宗教建築は、光の取り入れるところにステンドグラスを用いて様々な色の光を内部に届けています。日本の宗教建築においては、大体素のままの光を取り入れていることが多い様です。光の考え方が海外と日本では大きく違います。この「本福寺 水御堂」においては、その中間的な光の取り入れ方になっています。外部から光を取り入れる開口部は1カ所しかありません。内陣の壁が赤く塗られていることもありますが、外部から光を取り入れるその西向きの開口部には、赤い格子が取りつけられています。それによりここを通過した光は真っ赤に内陣を照らし出します。特に夕方の光は圧巻だそうです。光に色を付けるという手法は勉強になります。

淡路島「本福寺 水御堂」内陣の開口部

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