家具・照明

230111 石川県立図書館

金沢郊外にある石川県立図書館の内部です。2022年7月に開館しました。設計者は、「環境デザイン研究所」の仙田 満氏です。ここの特徴は写真でもわかるように円形大閲覧空間です。外観は割と控えめなデザインですが、(本をめくるイメージの様な外観だそうです。)内部はすり鉢状に円形に書架がぐるりと並んでいてその間をめぐるようになっています。円形になると自分の位置がわかりにくくなりますが、ここでは東は「草」、西は「黄土」、南は「臙脂」、北は「古代紫」と、加賀五彩を用いて方角ごとにゾーン分けされているそうです。訪れた時には非常に多くの市民の方でにぎわっていました。図書館というと割と静かなイメージですが、ここは市民の憩いの場にもなっているようです。確かに色々なイベントスペースもあり、長い時間居ても楽しめそうな感じでした。文化施設はやはり市民に使われてのものなので、お堅いイメージではなく、この様な施設の在り方もありだと思いました。石川県民がうらやましいです。

石川県立図書館

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