建物

220113 東京駅

東京の玄関口東京駅は、日本有数のターミナル駅であり、駅舎は大正3年に故「辰野 金吾」氏らの設計により完成した洋式建築です。戦中ドーム屋根が失われたりしましたが、最近復元され、また駅前広場や八重洲口側の整備などが大規模に行われ、威厳のある駅舎の風景がよみがえりました。駅舎は本来その都市と他の都市を結ぶ結節点であり、その都市を代表すべき建造物であるべきなのですが、どうも機能性ばかりが優先され、味気の無いチープな駅舎が多い様に思います。(田舎のさびれた様な駅舎もまた趣があるのですが、大都市の無機質な張りぼての箱のような駅舎には幻滅を感じます。)その点外国の駅舎は、非常にその時代の最先端の技術を駆使して、他の人々を迎え入れようとする気概が見て取れます。(外国の駅が終着駅の構造からかもしれませんが。日本の駅のほとんどが通過型の駅舎となっています。)大阪駅も最近大規模な改造がほどこされ、大屋根が掛かり、駅としての風格が出てきたように思います。それが地方都市にも広がればよいと思うのですが、皆さん如何でしょうか。

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