建物

171212 法隆寺 組物

法隆寺 五重の搭の組物です。遠くて詳細は分からないのですが猿でしょうか。

大きな軒を支えるための組物の一つですが、機能的にはこのような形状にする必要性はまったく無く、恐らくは作者の遊び心だと思います。いづれにしても卓越した技術力がそれを支えています。頭を押さえつけられた猿の表情がユーモラスです。

しかしこの作者は勇気があると重います。構造的にもたなければ何の意味も無く、何を言われるか分かりません。作者の心意気に敬意を表します。

法隆寺 組物

 

一覧へ戻る

一覧へ戻る

トップへ戻る