建物

171124 金沢城 五十間長屋(多聞櫓)2

金沢城 五十間長屋で展示されていた「なまこ壁」の構成図です。

竹で組まれた小舞壁ですが、通常の壁で使用されるものとは、まず太さが違います。その上に下塗りから中塗り、上塗りと6層に塗り重ねられています。その上に瓦を貼り付け、漆喰でなまこ状に目地部を塗り固められています。

現代の建物でも寺社仏閣など伝統的工法の建物では、小舞壁が使用されていますが、これほど手間隙をかけているものは少ないのではないでしょうか。

昔の方の情熱と技術力には脱帽です。

金沢城 壁の構成

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