建物

170630 「能舞台」

広島厳島神社の能舞台の床組の写真です。この神社の施設をずっと守り続けておられる鳥羽瀬社寺建築の鳥羽瀬氏に案内して頂きました。

能舞台ではその上で飛んだりはねたりした際に床がきれいに鳴らないといけないようですが、その秘密は床板ではなく、床下の木組にあるようです。木材の先端を三角に削りだし、面ではなく線で支えることによって、床板がしなりやすくしているようです。誰が考えたんでしょうか。

厳島神社は海の上の神社として有名ですが、海の上にあるからこそ傷みも激しいようで毎年どこかの改修が行われているそうです。そうやって神社全体を長く守っているのだそうです。ぜひとも末永く厳島神社が残って欲しいと願っています。

 

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