「イタリア旅行記Ⅱ～シエナ」
イタリアへは関西空港からアリタリア航空のローマまで直行便を利用しました。最初は、ローマからそのまま国内線に乗り換えてフィレンツェまで飛ぶ予定でしたが、フィレンツェの空港が滑走路の修理の為閉鎖との事。ピサにしか降りられない。ピサからフィレンテェまでの列車はもう終わってしまっていて車でしか行けない。という事になってしまいました。そこで急遽ローマにて1泊してバスツアーでシエナ経由・フィレンツェまで行く事になりました。怪我の功名か、行きたかったシエナのカンポ広場を見ることが出来る様になりました。世界一美しいと言われるカンポ広場とはどのようなものか。一言で述べると狭くも無く広くも無く、貝殻のように扇形の形状に沿って床が傾斜している事による方向性及び中心性、それを象徴するかのような100ｍもある搭（時間が無く登れませんでした→このへんがツアーの融通の利かないところです）それらが互いに関係しあって落ち付いた空間となっていました。また行って始めて判ったのですがシエナの町は山岳都市の典型のようなもので、尾根に沿って街が作られています。（地図ではその高低差が判りませんでした）そのような細長い街並の中でのこの広がりが余計に貴重にまた空間の広がりを感じさせています。今度来るときはもっとゆっくりと時間を過ごしたいと思います。
平成16年4月12日
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