「東へ西へ〜街歩きW(道に緑を)」
歩道が広がったところで、出来るところから緑を植えてみます。道の緑は何も広い通りの街路樹だけではないと思います。もっと自由に住民の手で緑を植えてみます。高木でなくても花でもいいと思います。コスモスの道なんて良いと思いませんか。コスモス街道なんてわざわざ見に行かなくても、「うちの街にもあるよ」なんてカッコいいじゃないですか。ちょっとしたところに緑が有る、それだけでも緑の総量はすごく多くなると思います。ただ緑と雑草は違います。そこに人の手が加わらなければ緑にはなりません。そこで必要になるのが街にすんでいる人々の力です。いわゆるコミュニティと言われるものです。これは一人がいくらがんばっても上手くいきません。また行政だけががんばっても出来ません。やはり市井の人々のマンパワーが必要です。近頃の街にはコミュニティが無くなったとかコミュニティの復活とか、子供110番の創設とか色々コミュニティの復権に向けての努力や声が出されたりしていますが、やはり何か目に見える形での成果が必要なのではないでしょうか。ただ余り難しい事を求めるとまた空中分解してしまう恐れがあるので簡単なところから始めるのがミソだと思います。そのツールとして道端の緑なんてのはどうでしょうか。
平成16年2月2日
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