家具・照明

200831 硝子の万華鏡(花火)

事務所に一つの万華鏡があります。1899年創業の東京で最も古いガラスメーカーの一つでもある廣田硝子製の、江戸切子の技術でつくり出した万華鏡です。
美しいカッティングが施された水晶のような佇まいは、一見するとオブジェのようですが、覗き込めば光を取り込み、見る風景や明るさによって見える表情は様々です。鏡の中の世界のような画面のなかに、江戸切子の職人が一つ一つカットを施した、切子模様が涼やかに彩りを添えます。インテリアとして窓辺に置くだけでも、光を受けて美しい線を描き、虹色に反射して輝きます。
ビーズや色ガラスを使ってくるくると回すと綺麗な万華鏡とはまた違った大人の万華鏡です。事務所でちょっと煮詰まった際に手に取って光にかざしています。一つの癒しの道具です。

 

硝子の万華鏡(花火)

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